詳細：伝説のロックバンド、スコーピオンズが、ロックダウン中に拠点であるハノーバーのスタジオで制作されたニューアルバム『ロック・ビリーバー』で帰ってきた。「このアルバムは、スコーピオンズのDNAを受け継ぎ、シェンカー／マイネの楽曲を核に据えたスタイルで作曲・レコーディングしました。私たちを定義づけていた本質に立ち返ったのです」とフロントマンのクラウス・マイネは語る。彼はさらに、新曲がどのようにしてこれほどまでに素晴らしく新鮮なエネルギーと熱狂を生み出したのかを説明する。「80年代と同じように、バンドとして、ライブで、一つの部屋でレコーディングしました。早くスタートして、ファンの前で演奏できるのが待ちきれません」。ニューアルバムのサウンドは強烈なエネルギーに満ち、真のアドレナリンラッシュをもたらし、妥協のないクオリティを体現している。本作は、1980年代初頭のスコーピオンズの特徴を色濃く残しつつも、2020年代の視点から制作された、叙情的な短編小説、ミニマルな散文詩といった趣を持つ素晴らしいトラックの数々を収録。贅沢なサウンドに彩られた本作は、彼らの長年のキャリアから得た豊かなインスピレーションが、過去と未来を繋ぐ宝箱のように溢れんばかりに溢れている。『Rock Believer』は、彼らの音楽芸術の頂点に立つバンドによる作品であり、おそらくバンド史上最も個性的なアルバムと言えるだろう。CDパッケージ：CD4面デジパック、16ページブックレット、全11曲収録。