詳細：完全新作リプレスで再登場したTwilight Sadの3枚目のフルアルバム『No One Can Ever Know』は、バンドのサウンドに大きな転換をもたらした。キャバレー・ヴォルテール、カン、ライアーズ、マガジン、オウテカ、パブリック・イメージ・リミテッドといった音楽を聴いて新たなインスピレーションを得たバンドは、ダークでシンセを多用したサウンドへと転向。その結果生まれたアルバムは、デペッシュ・モード、ザ・キュアー、さらにはナイン・インチ・ネイルズといった革新的なアーティストたちの作品と、テーマ性やサウンド空間を共有している。「もっと自発的に、自分たちのコンフォートゾーンから抜け出したいと思ったんだ。過去の繰り返しには陥りたくない」とギタリストのアンディ・マクファーレンは説明する。「そこで、ロンドンのザ・プールで1ヶ月間レコーディングを行い、アンドリュー・ウェザーオールを招いてアイデアを交換し、既に進んでいる方向性を再確認した。より冷たく、やや戦闘的な雰囲気を持つ、よりスペア感のあるサウンドだ」