ジョニー・サンダースはこのライブ・アルバムの最後の曲を紹介する際に「どうもありがとう、みんな、いつも通り退屈だったね」と言ったが、それはただ謙遜していたに過ぎない。元ニューヨーク・ドールズのギタリストを直接見たことがある人なら誰でも知っているように、彼のショーは荒々しく、音程が外れていて、対立的で、超越的であるなど、多くのものになり得たが、決して退屈なものではなかった。ここでは、元MC5のギタリストであるウェイン・クレイマーをバックに、サンダースは典型的なセット、すなわちR&Bのオールディーズ、レゲエ、古いドールズの曲、さらにはディランの曲までを披露している。唯一の不変なものは、彼の見事に歪んだギターワーク、愛らしいほどに不明瞭な鼻にかかった歌声、そして愉快な観客いじりである。この音楽は常に美しいとは限らないが、それはロックンロールであり、心からのものなのだ。1980年6月20日にマサチューセッツ州ボストンのザ・チャンネルでライブ録音。パーソネル:ジョニー・サンダース(ボーカル、ギター)、ウェイン・クレイマー(ボーカル、ギター)。 収録曲: I'd Rather Be With the Boys (Than Girls Like You) Harder They Come, The I'll Go Crazy Ten Commandments of Love Like a Rolling Stone Mia Endless Party...