詳細:リマスター・ビニールLP盤。1977年発表の『フォーリン・アフェアーズ』は、ウェイツが初期のアルバムで探求したジャズと詩をより映画的な方向に推し進め、80年代のブレイクスルーを予感させる作品となっている。インストゥルメンタルの「Cinny's Waltz」で幕を開け、「Muriel」やベット・ミドラーとのドラマチックなデュエット「I Never Talk To Strangers」といったスタンダードナンバーをフィーチャーしたこのアルバムは、ウェイツ史上最も野心的なストーリーテリングへと昇華している。『フォーリン・アフェアーズ』には、ジャズの要素が色彩豊かに響く「Jack and Neil」、壮大でドラマチックな「Potters Field」、そしてクラシックバラードの「Burma Shave」や「Sight for Sore Eyes」も収録されている。