詳細：トニー・キャリーの音楽はどれも間違いありません。私はキャリーのアルバムを10枚ほど持っていますが、このアルバム（彼のファースト・ソロ・アルバム）も期待を裏切りません。彼がガールズ・グループのためにタイトル曲を書いたものの、結局使われなかったという話を聞いたことがあります。でも、本当に素晴らしいので良かったです！「I Won't Be Home Tonight」は、後にトニーのトレードマークとなるムードとスタイルを確立しました。素晴らしいプロダクション、素晴らしい歌詞、キャッチーなフック、そして印象に残るコーラスが特徴です。彼はマルチ・インストゥルメンタリスト（ブラックモアのアルバム「Rainbow Rising」でキーボードを演奏）であり、優れたソングライターでもあります。私のお気に入りは「Carry Me」という曲のストーリーです。人生のダークサイドと80年代の過剰さを歌っています。ドラッグディーラーが刑務所から恋人に手紙を書いているのです。言葉で描かれた描写が、そのライフスタイルと時代を完璧に捉えています。バラード、ロック、そして心地よい音楽が1枚のアルバムに詰まっています。キャリーの次の作品は「Planet P Project」と「Pink World」ですが、ここからが彼の始まりであり、素晴らしいスタートでした！