詳細:ダブルビニールLPプレス。伝説のニュージーランドバンドによるライブアーカイブリリース。Toy Loveの音楽は、バンド結成以来、常に形成と再編を繰り返してきた。演奏されるたびに曲は歪み、ねじれていく。そのため、その紛れもないパワーにもかかわらず、不安定で、ほとんど脆く、今にも自らの皮から飛び出し、破片や塊がそこら中に散らばっているかのようだった。すべてのライブは、この奇妙な生き物をまとめ上げ、生き続けさせようとするもう一つの試みのようだった。時には予測できないいくつかのポイントでしか飛び立たず、また時には即座に離陸し、轟音を立てて空を飛び、黒いひだや閃光に満ちた、驚くほど魅力的で、あり得ない飛行物体となった。最高のものは超越的であり、失敗寸前の作品は、滑稽なものであったり、墜落現場のようなざわめく哀愁を帯びていたりして、目を離すことができなかった。このリリースは、伝説のバンドが1980年9月にオークランド、ポンソンビーのグルーポットで行った最後のライブパフォーマンスの一つを収録したものです。この音源は、バンドのサウンドマン、ダグ・フッドが録音したデスクテープから、スタビングスのスティーヴ・マクガフによってアナログレコード用のマスタリング用にトランスファーされ、仕上げられました。