詳細: 70年代、パット・トラヴァースとカーマイン・アピスの2人はブギーの担い手だった。トラヴァースはパット・トラヴァース・バンドのリーダーとして、アピスはカクタスとベック・ボガート&アピスのメンバーとして活躍した。それから30年が経ち、この2人(とセッション・プロのベーシスト、TMスティーブンス)は才能を結集し、トラヴァース&アピスとして活動することになった。『It Takes a Lot of Balls』というタイトルのデビュー・アルバムを引っ提げてツアーを行った彼らのライブが、テストステロン全開のロック(ただしブルージーな雰囲気もある)だったのも当然だろう。デビューから1年も経たないうちに、2005年にはコンサート・セット『Live at the House of Blues』を発表。トラヴァースとアピスがボーカルを分担するこのグループは、パワー・トリオが全盛だった時代を彷彿とさせる。デビュー曲を中心に選曲されており、「Taken」「Better From a Distance」「Keep on Rockin'」といった曲はライブならではの魅力で、ブルージーな闊歩さがさらに際立っています。また、両プレイヤーの過去を彷彿とさせる楽曲も収録されています。トラヴァースは「Boom, Boom」、アピスはロッド・スチュワートのディスコヒット「Do Ya Think I'm Sexy」をロック調にアレンジしたリメイクバージョンを披露しています。しかしながら、歌詞には所々に馬鹿げた箇所があり、よくあるハードライフ/ロードサイドバーの雰囲気を醸し出しています。しかし、タフなブルースロックがお好きなら、ライブで体験するのが一番です。そして、『Live at the House of Blues』はまさにその期待に応えてくれます。