詳細:デラックス版には、バンドの写真を掲載した24ページのブックレットが付属。「新しいアルバムの制作を始めると、いつも予想外の曲が1曲出てくるものです」と、トリヴィアムの待望のアルバム『In The Court Of The Dragon』収録曲「Feast of Fire」について、パオロ・グレゴレット(ベース)は語り、バンドの作曲プロセスについて語ります。「リハーサル室でその場で思いついたリフだったり、メロディーと絶妙にマッチした歌詞だったり、あるいは「Feast of Fire」の場合は、コーリー・ボーリュー(ギター)が持ってきたデモの途中で、目の前にあった曲だったり。Full Sailでプリプロダクションがかなり進んでいた頃、録音したデモには良いところがあるけれど、もっと良くできると全員が感じたんです。プロデューサーのジョシュ・ウィルバーのメモには、『Bridgeは特別な曲だ。もしかしたら、あまりにも特別なので、専用の曲が必要なのかもしれない』と書かれていたんです」曲を徹底的に分析して、その場で最初からやり直したんだ」と彼は続ける。「このアルバムに取り掛かるにあたって、この時期に起こったあらゆることをじっくり考える時間があることは分かっていた。ツアーの予定もなかったから、もししっくりこなければ、もう一度やり直せると思っていたんだ」。さらに彼は、こう語る。「レコーディング前に歌詞のアイデアをまとめるメモリストに、『Feast of Fire(炎の饗宴)』という言葉を書き留めていたんだ。このフレーズの何かが心に突き刺さった。このアルバムで伝えようとしていた物語の欠けているピース、クライマックスの瞬間、そして物語の真の中心となるピースのように感じたんだ」。そして彼は締めくくり、「何年も経った今でも、曲がどこからともなく現れて、アルバムを予想外の場所に導いてくれることに、いまだに驚かされる。レコードを作る時、僕たちが常に求めているのは、まさにそういう瞬間なんだ」。