詳細: CD3枚組。70年代初頭のイギリス・スタジオ・ポップのヒット曲、失敗作、そして奇作を集めた第2弾。2020年に発売された『Bubblerock Is Here To Stay』は、70年代初頭のイギリス・ポップの忘れ去られ、しばしば曖昧な世界に光を当てた。ロック界がアルバム市場に集中する中、このシーンはデンマーク・ストリートを拠点とする古風なプロダクション/ソングライターチームによって大きく支配されていた。『Bubblerock Is Here To Stay』第2弾は、この時代を支えた裏方たち、つまり優秀なソングライターチーム、ヒットか失敗かのプロデューサー、セッションシンガー、そして作家からパフォーマーへと転身したアーティストたちの、古臭く古びた作品を、これまで以上に鮮やかに蘇らせる。時代を象徴しながらも、長い間批評家やコレクターの注目の的となって忘れ去られてきたヒット曲の数々をフィーチャー。スレイドの最初のメジャーシングル、ブラザーフッド・オブ・マンのアンセミックな「United We Stand」、リウテナント・ピジョンの目新しいチャートトップ曲、そしてド・ポール、ギルバート・オサリバン、ミドル・オブ・ザ・ロード、ザ・ピプキンズ、グレイハウンド、ジャッジ・ドレッド、マーマレード、ブルー・ミンクのトップ10 45 レコード。さらに、ジーザス・クライスト・スーパースターの作詞家ティム・ライスが内なるデル・シャノンを呼び覚まし、ミステリアスなキッドロックがマーク・ワーツから子供向けポップのバトンを受け継ぎ、ロウ・ホリーがバディ・ホリーの曲を現代的な音楽設定で LP に録音し、ミッドランドを拠点とするハーモニー・ポップ・バンドがグレイトフル・デッドのソングブックを襲撃してチャートの不振を打破しようとしているなど、魅力的な無名曲も多数収録。 60年代後半、ヒットシングルを狙うアンダーグラウンドの反逆者たち(フェアフィールド・パーラー、ベルベット・オペラ)や、様々なスタジオ名義(スモーキー・フォーブス、ヘリコプター、エレイン・ペイジが参加したフーターズ)が参加する『Bubblerock Is Here To Stay Volume Two』は、前作のあるレビュアーが「いかがわしいポップ」と警戒しながらも評したサウンドに浸る絶好の機会となる。いかがわしいポップ?! いい加減にしてくれ!