詳細: 4枚組CDセット。Gotta Get A Good Thing Goin'は、1960年代の英国における黒人音楽の多大な影響を記録した初のボックスセットです。115曲を収録したこのデラックス版ボックスセットには、Fitzroy Facey (Soul Survivors) によるエッセイなどのライナーノーツが収録されています。失われた時代へのトリビュートを捧げる4枚組CDコンピレーション。この10年間で最も成功した英国のバンドの多く (The Beatles、The Rolling Stonesなど) は、もともと黒人アメリカのソウルやR&Bに刺激を受け影響を受けていましたが、当時英国でレコーディングしていた黒人アーティストは、彼らにふさわしい露出を与えられていなかったとも言えます。Gotta Get A Good Thing Goin'の最初の2枚のディスクは、米国から発信される黒人音楽の過剰の先駆けとなったMotownやStax/Atlanticなどのレーベルの成功を反映した、地元産のソウルやリズム&ブルースの爆発的な増加を記録しています。しかし、本作がカバーしているのはソウルやR&Bだけではありません。ディスク3はカリブ海生まれのアーティストによる素朴なスカ、ロックステディ、レゲエに特化していますが、ディスク4はより幅広いスタイルを反映し、当時のスターたちの選りすぐりの曲を収録しています。「Gotta Get A Good Thing Goin'」にはCD初収録のトラックが多数収録され、コレクターズマーケットで現在3桁の値が付く45回転レコードも多数収録されています。詳細なスリーブノートとアーティストのバイオグラフィー、貴重な画像や写真の数々、そして新たにリマスターされたサウンドが収録された本作は、英国黒人音楽の黄金時代へのオマージュとしてふさわしい作品です。