詳細: 50年代後半から60年代前半にかけてのジャマイカのドゥーワップとR&Bレコードを集めた第3弾にして最終巻。これらのレコードは、サウンドシステムが島を席巻し始めた時期を表しており、デューク・リードとサー・コクソン・ドッドは、ダンスで使用するために米国からの輸入に頼るのではなく、独自のレコードを制作・リリースし始めることでライバル関係を強めていました。これらのレコードの多くは、ジャマイカ独自のスカサウンドがまだ定着していなかったため、多かれ少なかれアメリカのレコードの模倣であることは間違いありません。しかし、アルトン・エリス、デリック・モーガン、デリック・ハリオットなど、将来のスカ、ロックステディ、レゲエのスターたちの多くが、これらのレコードで業界で経験を積み始めており、ジャマイカの小さな島としては信じられないほど多作で比類のない、当時勃興しつつあった独立系レコード産業文化を独自の視点で捉えています。