詳細:ヴァージン・プルーンズは、悪夢と子守唄、美しさと残酷さを並置し、優しい歌声と語りかけの言葉と煉獄からの苦悩に満ちた嘆きを融合させるなど、不気味さの達人でした。このファーストアルバムは、この領域を力強く開拓しました。そのテーマは、報われない愛、欲求不満の性、病的なエロティシズム、無駄にされた青春といった悲痛な物語から、闇の力に支配され悪魔が跋扈するディストピア社会の不気味なビジョンと並置された、遠い夢の国への憧れまで多岐にわたります。家庭内における無情な取引を暗示するグッジのアートワークは、この感性と一致しています。『A New Form of Beauty』（1981年）は、バンド自身によって録音およびプロデュースされました。ラフ・トレード・レコードとの5部構成のミックスフォーマット・プロジェクトの最初の4部作のトラックが収録されています。パート1は7インチレコード、パート2は10インチ、パート3は12インチで、これらは1981年7月から10月にかけて録音されました。パート4は「Din Glorious」で、オーディオカセットとしてリリースされ、1981年11月8日にダブリンのダグラス・ハイド・ギャラリーで行われたライブイベントの抜粋を録音したものです。パート5は、1981年11月7日と8日にダグラス・ハイド・ギャラリーで上演された「パフォーマンス、展覧会、イベント」のフィルムとなる予定でした。このデラックス版には、オリジナルテープからリマスターされた4つのパートすべてが3LP、2CD、デラックスデジタルで収録され、ギャビン・フライデーとアパリションによる最新のリミックスとテープループマッシュアップが収録されています(2CDとデジタルのみ)。ジョン・ウッドによる最新のスリーブノートと、デラックスアートブックにはグッジのオリジナルの絵が収められています。