ワンダ・ジャクソン - Heart Trouble (レコード)

ワンダ・ジャクソン - Heart Trouble (レコード)

商品番号: 790276072411

通常価格 $14.99


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詳細:ワンダ・ジャクソンは、50年近く経った今でも、誰もが認めるロカビリーの女王であり続けているようだ。2001年のセルフタイトル・カムバック・アルバムは、彼女のロックンロールへの揺るぎない情熱を示す素晴らしい例となったが、今回は多くの著名人がトリビュートを捧げている。デイヴ・アルヴィン、エルヴィス・コステロ、ザ・クランプス、リー・ロッカー、キャデラック・エンジェルスなど、面々が熱狂的な祝祭に参加している。ポール・ケナリーのタイトル曲にサイダー・ギャレットのバックボーカルが加わったものや、ルーヴィン・ブラザーズの「キャッシュ・オン・ザ・バレルヘッド」の力強いバージョン、そしてクランプスがチャーリー・マッコイの「ファンネル・オブ・ラブ」を熱唱するなど、一部の曲ではウールのようなインストゥルメンタルが聴こえてくるなど、素晴らしい楽曲の数々を聴けば、ジャクソンの音域は不屈の精神を湛え、歌声も健在であることがわかる。ロージー・フローレスの手腕が光るスウィング感溢れる「Woman Walk Out the Door」は、まさに現代ホンキートンクの傑作と言えるでしょう。コステロとのデュエットは、バック・オーウェンズの「Crying Time」を感動的にカバーしたもので、まさにカントリー・デュエットの中でも屈指の名演であり、グラミー賞に値すると言えるでしょう。しかし、ジャクソンがバンドと共に参加した「Mean Mean Man」「Riot in Cell Block No. 9」「It Happens Every Time」(アルヴィンはギターを弾いているものの、歌は歌っていません)といった曲こそが、最高のボーカルをジャクソンが担当していると言えるでしょう。端的に言って、これは生々しく鋭いパフォーマンス、最高の楽曲、そしてどんなに無垢な楽曲でさえも淫らな歌に変えてしまうジャクソンの抑えきれない才能に満ちた、ロックンロールの夢のような作品です。

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