詳細： LPレコード。WarfareのEP『Noise, Filth & Fury』の成功を受け、Neat Recordsはドラマー兼ボーカリストのEvoらに、Impulse Studiosに戻ってフルアルバムを制作するようゴーサインを出した。その結果生まれたのが、TankのAlgy Wardがプロデュースした、1984年の『Pure Filth』。十頭身のモンスター級の、まさに大胆な作品だ。このアルバムは、階級闘争をあらゆる毛穴から滲み出させる、パンクとメタルの融合を体現していた。バラードはなく、息抜きもなく、完全なるハルマゲドンのアナーキーなビジョンから逃れる術もなかった。Warfareのようなバンドはメタルを新たな方向へと導いており、スラッシュメタルブームがまだ初期段階にあった1984年当時、『Pure Filth』はヘヴィでアグレッシブ、そして悪意に満ちたサウンドの極みだった。