詳細：ブラック・ヴァイナル復刻版。高い評価を得たイギリスのポストパンクバンド、ジョイ・ディヴィジョンは、元々はワルソーという名前でした。1970年代後半、イギリスのマンチェスターで結成されたこのバンドは、ボーカルのイアン・カーティス、ギターのバーナード・アルブレヒト（別名サムナー、別名ディッケン）、ベースのピーター・フック、ドラムのスティーブン・モリスで構成されていました。フック、アルブレヒト、そしてカーティスの3人は地元のコンサートで知り合い、後にワルソーを結成しました。バンド名は、デヴィッド・ボウイとブライアン・イーノの楽曲「ワルソー」に由来しています。このアルバムに収録されているボーナストラック5曲は、1977年7月18日にマンチェスターのペナイン・スタジオで、スティーヴ・ブラザーデール（ドラム）を迎えて録音されたデモ音源です。ここに収録されている最初の11曲は、1978年5月初旬に行われたアルバムのレコーディング・セッションの音源です。このセッションに先立つリハーサルの結果、バンドの既存のレパートリーに「インターゾーン」と「トランスミッション」という2曲が加わりました。「インターゾーン」は「キープ・オン・キーピン・オン」のバックトラックをベースに、バンドが独自の歌詞を加えました。その結果、バンド独自の楽曲が誕生しました。一方、「トランスミッション」はリハーサル最終週にバンドによって作曲されました。最初のヴァースには、アリスター・クロウリーの『トートの書』からの引用が含まれています。この2曲は、後に有名になる楽曲の興味深いアレンジとなっています。