波形* - ラスト・ルーム (シー・ブルー) (ビニールレコード)
商品番号: 811408039406
詳細:シーブルーのカラーヴァイナル。コネチカットを拠点とするWaveform*の3枚目のアルバム『Last Room』には、意図的な空虚さが漂っている。聴き手を虜にするレコードであり、感情を恐れることなく突き進む音楽コレクション。人間関係に生まれる深い距離、自己発見に伴う絶え間ない混乱、そして見捨てられたことに伴う暗闇を探求している。
『ラスト・ルーム』では、何も明確に語られていない。この録音におけるあらゆる秘密や意味のある瞬間を完全に発見できるような、物質的な確実性は宣言されていないが、ジャレット・デナーとダン・ポッパのデュオはそれを意図していた。彼らは、リスナーが彼らの洞窟のような聴覚の旅に足を踏み入れ、彼らの謎のコレクションから得られる個人的な物語を紡ぎ出す中で、自分自身の物語を見つけながら、彷徨いの状態に身を委ねてほしいと願っている。
ジャレットの寝室でノートパソコンを使ってレコーディングされたこのアルバムには、二人の間にある親密さがはっきりと感じられる。二人は近い距離にいるにもかかわらず、アルバムの大部分を別々に仕上げることを選び、メールでアイデアを交換し、曲の一部を仕上げた。二人は役割を分担し、一方が曲の構成に集中し、もう一方が感情的なディテールや色彩を考え出した。
「Hello Goodbye」は、Waveform*がアルバム収録曲の中で唯一共同制作と位置付けている曲で、レコーディング前に2人が一緒に作業していたことがその理由だ。また、アルバムの中でも最も胸を締め付ける、内省的な曲の一つでもある。誰かに残ってほしいと願う声と、その声の間には、認めざるを得ない不安が行き交い、豊かで軽やかなギターが重なる。最後の瞬間は、告白のようでもあり、歌詞の中で繰り返される「全然リラックスできない」という告白が余韻を残している。
同じ稀有な告白の瞬間が、「Blue Disaster」のエネルギーの中にも刻まれている。この曲は二つのエネルギーの間を揺れ動き、刺激的な始まりと悲惨な結末を、時折訪れる静寂へと切り替え、痛烈なほど正直な歌詞を強調する。「ずっと綱渡りをしていた/青い災難に見舞われたけれど、大丈夫/何か手を伸ばしていた/でも、もうそれはない」
高校生時代に結成されたWaveform*は、二人の音楽への共通の情熱から生まれました。ここ数年、Waveform*は成長を続けており、インターネットやストリーミングが主流となった時代だからこそ、ファンの関心も高まっていると言えるでしょう。Melania Kol、Alex G.、Title Fight、Have a Nice Life、Teen Suicideといったアーティストに匹敵するサウンドを持つWaveform*は、Strange Ranger、Beach Bunny、Pince Daddy and the Hyena、Lomeldaといったアーティストともライブパフォーマンスを披露しています。過去の作品である『Shooting Star』と『Library』はそれぞれ2018年と2019年にリリースされています。2020年にリリースされた『Last Room』は、Run for Cover Recordsより再発されます。
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