詳細：このEPには、ケイティ・クラッチフィールドが率いる、現在は活動休止中の実験音楽グループ、グレート・サンダーで、彼女がワクサハッチーのアルバム『セルリアン・ソルト』と『アイビー・トリップ』を制作していた頃に書いた曲が収録されています。オリジナル音源はほとんど忘れ去られていましたが、ウィスコンシン州にあるジャスティン・ヴァーノンのエイプリル・ベース・スタジオで、プロデューサーのブラッド・クックと共にそれらを発掘し、再構築したことは、まさにカタルシス的な体験だったと彼女は語っています。昨年、批評家から絶賛された『アウト・イン・ザ・ストーム』に続き、クラッチフィールドは、近年のロック寄りの作品から、よりフォークやカントリーのルーツへと大きく方向転換しようとしていました。「前作とは180度方向転換したと言えるでしょう。極限まで無駄を削ぎ落とし、静かに、そして私がソロで演奏するこのアルバムは、まさに原点回帰と言えるでしょう。」