ウェットウェア - フレイル(ビニール)

ウェットウェア - フレイル(ビニール)

商品番号: 011586670327

通常価格 $19.99


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詳細:ブルックリンを拠点とするバンド、Wetware(ロキシー・ファーマンとマット・モランディ)が、2018年の『Automatic Drawing』に続く強烈な続編となる、エレクトロニック・ディルジュ・アルバム『Flail』を引っ提げて帰ってきた。2015年に結成され、奇抜で予測不能なライブパフォーマンスで知られるWetwareのニューアルバムは、この混乱を鮮やかに描き出している。エレクトロニックなテクスチャと熱狂的なボーカルが押し引きする、ノイジーで凝縮されたサウンドは、ワイルドで狂乱した音のコラージュを生み出している。11曲の新曲を収録した、緻密にまとめられながらも洗練されたアルバムに仕上がった『Flail』は、Wetwareのダイナミクスと緊張感を体現している。42秒間の「Car Dancer」は緊張感の予告編となり、「Kismet」のエピソード的な爆発へと繋がる。リスナーは、掴むべき壁を見つけるよう促される。リードシングル「Exaggerated Bliss」は脈動した後、予期せず身も凍るような語りへと展開する。スタッカートで感情を紡ぐように、辛辣で簡潔な物語が展開する。「Divided In Halves」が簡素であるのに対し、「Rivalries Regulars」は、ファーマンが「理由は分かっている」とストイックに繰り返し罵倒する、リズムにとらわれず、それでいて狂気と同調した濃密な語りで即座に応える。「Shiny Face」では、ドローンのレイヤーとボーカルのドリルダウンによって、サウンドで空間を作り出すバンドの能力がさらに高まり、瞑想へと誘う。トラックがスピード、リズム、そして恐ろしいほどの希薄さを行き来するにつれ、頻度は力強さへと昇華される。最後は、雰囲気のある軽快な「Horse Pistol」で締めくくられるFlail。ノー・ウェイヴや初期インダストリアル・ミュージックを特徴づけた明瞭さの欠如を、巧みな解決策を提示しない現代的なレンズを通して描き出すことで、アルバムは消えゆく現在の中で果てしなく循環し、現代のパラノイアへの窓を育んでいる。

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