詳細: White HeavenのデビューアルバムOutは、史上最高のサイケデリックロックアルバムの1つです。1991年に東京のPSF Recordsから500枚限定で発売されたオリジナルLPは、アンダーグラウンド界では聖杯となり、日本国外にはほんのわずかしか流通していませんでした。石原耀のリズミカルなリリシズムと、日本の誰もが認めるギターの神様、栗原ミチオの激しいリードギターの相性が抜群のOutは、まさに名盤です。クラシックロックンロールへの深い愛情と、パンクの熱狂的なエネルギー、そしてアヴァンギャルドの開放性を見事に融合させた数少ないアルバムの1つです。各曲が独自の世界を作り出し、カテゴライズできないダイナミックな構造を生み出しています。アーティストたちによって細心の注意を払ってリマスターされたこのニューエディションは、アルバムの最もクリアでパワフルな形になっています。伝説のバーニー・グランドマン・スタジオでカッティングされ、RTIでプレスされたこのアルバムが、約30年ぶりにアナログレコードで登場。Black Editionsが贈る決定版！デラックスLPエディション、厚手のチップオンジャケット、そしてメタリックゴールドインクで黒紙に印刷された3面インサート付き。レコード・マスタリングはBernie GrundmanのChris Bellmanが担当し、RTIで高品質プレス。「『While My Guitar Gently Weeps』のエリック・クラプトンや『Made in Japan』のリッチー・ブラックモアのようなサウンドを作りたいけれど、レコーディング・スタジオに入ったことがないとしたらどうなるだろうか？ マーク・ボランやロバート・プラント、あるいはルー・リードやトム・ヴァーレインのような歌い方をしたいけれど、ステージに立ったことがないとしたらどうなるだろうか？ 『Out』で何が起こったのか聴いてみてほしい。クラシック・ロック・サウンドへの幅広い知識と愛情が、パンクだけでなくアヴァンギャルドな実験主義に基づいた自由な表現と融合している。当時の若いプレイヤーたちがそれほどの才能を持っていたわけではない。しかし、私がロックの恍惚としか言いようのない、最高潮の瞬間を捉えるために、才能が必要だったわけでもないのだ。」 - デーモン・クルコウスキー