詳細: 2020年リリース。ウルフ・パレードがサブ・ポップから5枚目のアルバム『Thin Mind』をリリース。10曲収録のこのレコードは、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー島のRisque Disqueでジョン・グッドマンソンによってレコーディングされ、ワシントン州シアトルのBogroll Studiosでミックスされ、オンタリオ州トロントのLacquer Channel Masteringでノア・ミンツによってマスタリングされた。『Thin Mind』には、SF、ポスト黙示録、ディストピア的な物語が織り交ぜられている。これらのテーマはRisque Disqueでの仕事中に浮かび上がったもので、ブックナーは冗談めかしてRisqueを「オランダ人の失敗したユートピア、ポスト黙示録的な雰囲気を持つ問題のある構造」と表現している。スタジオは、オランダ人が森の真ん中に地元の材料を使って手作りした石造りの納屋にあり、オランダで育った彼が愛した建物の記憶に基づいて建てられた。 『Thin Mind』では、ウルフ・パレードのコアメンバーが、過去のアルバム『Apologies to the Queen Mary』と『At Mount Zoomer』と同様にトリオで活動しており、作詞作曲はシンガーのダン・ブックナーとスペンサー・クルーグが分担している。アルバムにはシングル「Forest Green」、「Julia, Take Your Man Home」、「Against the Day」が収録されており、特に「Against the Day」ではブックナーとクルーグが稀に共演している。