詳細：サークル・ジャークスのザンダー・シュロスが、フィンガーピッキングのアコースティックギターによる瞑想的なサウンドで、映画のような没入感あふれる作品『California's Burning』で帰ってきた。映画監督アレックス・コックス（『レポマン』『シド・アンド・ナンシー』）とのサウンドトラックや、ジョー・ストラマーとのコラボレーションで知られるザンダーのセカンドアルバムでは、マルチ楽器奏者としてオーケストラ要素とバロック調のテクスチャーをLPアレンジに盛り込み、温かくサイケデリックな鮮やかさが揺らめくサウンドスケープを創り出している。伝説のミュージシャン兼プロデューサー、アラン・ヨハネスが新たにプロデューサーに加わった本作は、パンクロック界のレジェンド、シュロスが一躍、名作ソングライター兼音楽監督へと成長した軌跡を捉えている。「これは私の『アラビアのロレンス』。私の『地獄の黙示録』」とシュロスは語る。