詳細：コペンハーゲン/ケルンを拠点に活動するソングライター（ジェニー・ヴァルの元教え子）のゾラ・メネノーが、シャーザド・イスマイリーのfiguright recordsから、力強いデビューアルバム『Longing for Belonging』をリリース。母国ドイツ、そして第二の故郷であるデンマークとノルウェーではセッションミュージシャンとして知られ、引っ張りだこのゾラ・メネノーは、シンガー、ギタリスト、フルート奏者、そして素晴らしい才能を持つサウンドアーティストです。世界中をツアーし、演奏家としても作曲家としても、ジャズ、即興演奏、実験的で前衛的な合唱音楽を専門としています。こうした経験と長年の研鑽を経て、『Longing for Belonging』が誕生しました。彼女のデビューソロアルバムは、優雅で表現力豊か、そして上品なバランスがとれた繊細な宝物のコレクションで、ミュージシャンとしての彼女の才能の奥深さと、歌詞の教養ある詩情を探求しています。ゾラの音楽は牧歌的なオルタナティブ・フォークの要素を帯びつつ、クラシックな装飾（例えば「I Will Always Be Yours, Forever」のエンディングでうねる木管楽器の美しい響きなど）やジャズから借用したメロディックなリックが、意外な一面を照らし出している。PJハーヴェイやベス・オートンを彷彿とさせる洗練されたソングライティング、ネコ・ケースやニーナ・ナスターシアにも匹敵するサザン・ゴシックの影、そしてキャット・パワーの多彩なアレンジにも引けを取らないほどの雑食的な音楽的センスが、惜しみなく注ぎ込まれている。このアルバムのテーマは、個人的かつ感情的な一体感の探求と発見について瞑想している。「これは真の自分自身と出会い、最終的に真の自分になる試みだ」とゾラは記している。アルバムは主に、ゾラ、ニコール・ホグストランド（ヴィオラ・ダ・ガンバ）、ヨハンナ・ボルヒャート（プリペアド・ピアノ）、シモン・ピンポン・ガシオレク（ドラムキット／パーカッション）のコア・カルテットによって演奏されている。