詳細：ボブ・ラドウィック（ゲートウェイ・マスタリング・スタジオ）によるデジタル・リマスター。1983年のアルバム『アンダーカバー』リリースから3年後、ローリング・ストーンズはスタジオに戻り、『ダーティ・ワーク』をレコーディングした。バンドの活動休止中にミック・ジャガーはソロデビューアルバム『シーズ・ザ・ボス』をリリースしており、キース・リチャーズはジャガーがバンド以外で音楽活動を行うことに反対していたため、これに反発した。『ダーティ・ワーク』の特筆すべき点は、ロン・ウッドがジャガー／リチャーズのソングライティング陣と「ワン・ヒット（トゥ・ザ・ボディ）」「ファイト」「ハッド・イット・ウィズ・ユー」、そしてタイトル曲の4曲でコラボレーションしている点である。このタイトル曲は、当時のグリマー・ツインズの緊張関係を暗示していた可能性もある。