詳細：デビュー作『The _Underscore』が、画期的なLPへと成長を遂げる中、シーバート氏から続編のアイデアを聞けて興奮しました。シーバート氏は、キューバ出身のパーカッションの巨匠ペドリート・マルティネス、無名のコロンビア出身のハープの名手エドマー・カスタネダ、ベイエリア出身のフルートの天才エレナ・ピンダーヒューズという、夢のようなラインナップで演奏する、汎ラテン音楽の旅という構想を描いていました。3人ともアンテロのサポートに快く応じてくれ、さらにベーシストのコーコラン・ホルトと、自身のスタジオを離れエレクトリック・レディでスティーヴ・マンデルと再会したエンジニアのベン・ケインが加わりました。90年代後半から2000年代初頭にかけてエレクトリック・レディでスティーヴとベンの同僚だったロッド・ホールもセッションに参加し、アルバムの最後を飾る「Pajaro」で、アナログのリズムキング・ドラムマシンを操りました。ダンスミュージックのリズムと、参加者のために運ばれてきたペルー料理の盛り合わせに盛り上がり、セッションはパーティーのような雰囲気へと変貌を遂げた。そしてついに、ソウルミュージック界の巨匠であり、ダラ・レコードの社長で、まさに「いい人」であるビリー・オークスティックがレコーディング最終日に現れ、2曲でトランペットを演奏してくれた。ジャケットは、10年前にJ・コーンがゴミ箱から引っ張り出した、使い古されたアンダーウッドのタイプライター。カバー写真はロイド・ビショップが撮影した。