詳細： 1985年、リエージュ国際ギター・フェスティバルにて録音。現代タンゴの巨匠アストル・ピアソラが、アルゼンチン出身のギタリスト、カチョ・ティラオ、キューバ出身のバンドリーダー兼ギタリスト、レオ・ブラウワー（ここではリエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団を指揮）、ベルギー出身のフルート奏者マルク・グラウウェル、そしてこの音楽作品の発案者であり、フェスティバルの芸術監督兼プロデューサーでもあるギタリスト、ギー・ルコウスキと共演しています。プログラムは、名手バンドネオン奏者によるレクイエム「アディオス・ノニーノ」の繊細な演奏で幕を開け、特筆すべきは「タンゴの歴史」の初演です。最後は、カチョ・ティラオの傑作「ブエノスアイレス協奏曲」で締めくくられます。フレモー・アンド・アソシエは、ギー・ルコウスキとの提携により、この傑作を再び世に送り出すことができたことを誇りに思います。これは間違いなく、タンゴが私たちに与えてくれた最高の瞬間の一つです。オーギュスタン・ボンドゥ／パトリック・フレモー