詳細:このアルバムは、ベン・ウェブスターが長年雇い主として名を馳せたデューク・エリントンのレパートリーから選りすぐりの名曲を集めたものです。1969年と1971年にデンマーク放送ビッグバンドと行った3回のラジオ・ライブ・セッションと、2つの異なるバック・トリオ（1967年のフィンランドと1969年のデンマーク）とのライブ・コンサート・セッションを収録しています。1曲を除き、デンマーク放送ビッグバンドとの演奏はすべてエリントンのオリジナル・スコアに基づいています。カルテット・セッションも素晴らしく、1つは1930年代初頭のベンの上司、テディ・ウィルソンとのセッション、もう1つはケニー・ドリューとのセッションです。ベン・ウェブスターがビッグバンドとスモールバンドの両方で、テナーサックスのジャズ界の巨匠の一人であったことは、この素晴らしいアルバムからも十分に伝わってきます。