詳細： 2枚連続のライブアルバムをリリースした後、ミッチェル・トリオは次なるフォーク・チューン集のためにスタジオに戻りました。アルバムは、伝統的な「コロンバス・ストックエイド・ブルース」（後に「Leave Me If You Want To」と改題）のブルーグラス風の熱狂的な演奏で幕を開けます。しかしその後は落ち着いた雰囲気へと移り、サイド1はブロードウェイのジェリー・ボック（『屋根の上のバイオリン弾き』で有名）とラリー・ホロフセナーが共作した、3部構成のマドリガル風「Story of Alice」が中心となります。今やグループのお決まりの政治批評曲である「The Ides of Texas」は、テキサス出身のビリー・ソル・エステスに向けられたものです。トリオのメンバーはそれぞれソロ曲で参加しており、ミッチェルは「Green Grow the Lilacs」、マイク・コブラックは「Adios Mi Corazon」、ジョー・フレージャーは「Me Voy Pa Bete」を演奏しています。総じて、満足のいくアルバムとなっています。