詳細：チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者トーマス・ネトピルが録音したドヴォルザークの「伝説」と「スラヴ狂詩曲」は、2024年のチェコ音楽年における同楽団によるチェコの作曲家による4枚目の録音となります。ドヴォルザークは、スラヴ狂詩曲を、彼を世界的な名声へと押し上げたスラヴ舞曲の直前に作曲しました。「伝説」はスラヴ狂詩曲よりも壮大で野心的な形式をとっていますが、色彩豊かなオーケストラ構成と魅力的な民族舞曲の旋律は、この2つの作品に共通しています。「伝説」も少なくとも同等の独創性を備えており、小規模なオーケストラによって、より親密で内省的な雰囲気が醸し出されています。これらのあまり知られていない逸品が、このレパートリーにおいて世界最高のオーケストラと言えるチェコ・フィルハーモニー管弦楽団によって、壮麗で独特な解釈で演奏されます。 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団は、チェコの巨匠たちの豊かな伝統とヨーロッパのレパートリーで知られる、世界屈指のオーケストラです。首席指揮者兼芸術監督のセミョン・ビシュコフと共に、ペンタトーン・レーベルからリリース予定のマーラー全曲演奏曲集の一部であるマーラーの交響曲第1番、第2番、第4番、第5番（2022-2023年）に加え、スメタナの「我が祖国」、ドヴォルザークの交響曲第7番、第8番、第9番（2024年）を録音しました。また、マグダレーナ・コジェナとサー・サイモン・ラトルが録音したアルバム『フォークソング』（2023年）と『チェコの歌』（2024年）にも参加しています。首席客演指揮者のトーマス・ネトピルは、今回がペンタトーン・レーベルへのデビューとなります。