詳細：南カリフォルニアのオルタナティヴ・ロックバンド、ダーティ・ヘッズが7枚目のスタジオ・アルバム『スーパー・ムーン』をリリース。10曲収録のこのアルバムは、テネシー州ナッシュビルを拠点に4度のグラミー賞受賞を誇るスーパー・プロデューサー、デイブ・コブ（映画『アリー/ スター誕生』のサウンドトラック、ブランディ・カーライル、クリス・ステイプルトン、ジェイソン・イズベル、スタージル・シンプソンの楽曲を手掛けた）が手掛け、タイトル・シングル「スーパー・ムーン」で幕を開ける。ボーカルのジャレッド・“ダーティ・J”・ワトソンは、この曲を「70年代風のSFカンフー・ウェスタン・カーチェイス・サウンドトラック。このアルバムのサウンド、トーン、そしてクリエイティブな物語を垣間見ることができる」と評している。ナッシュビルの旧RCAビルにあるスタジオAで、ジョニー・キャッシュやエルヴィスといったレジェンドたちが多くの作品をレコーディングした場所で、全て同じ部屋でライブ録音された。続くサマー・アンセムについて、ワトソンは「『リフト・ミー・アップ』はダーティ・ヘッズの代表作、ウィード・ソングだ」と付け加えている。 「僕たちは自分たちの人生に触れたんだ。昔はドラッグディーラーだったから、これはカーティス・メイフィールドの『プッシャーマン』の僕らなりのバージョンなんだ。シャフト風のマリファナ売人のテーマソングだよ」。ボーカルとインストゥルメンタルが聴く者の心をリラックスさせ、放浪の旅へと誘う。オルタナティブロックのリフには、かすかにレゲエの要素が加わっている。