詳細：ドロップ・ナインティーンズが30年ぶりにライブを行う前夜、バンドの1992年のシューゲイザー傑作「デラウェア」の再発盤を発表できることを大変嬉しく思います。「再発盤」という表現は少し誤解を招きやすいかもしれませんが、「デラウェア」はアメリカではレコード盤として一度も発売されたことはありません。 『デラウェア』は、アメリカのバンド、ドロップ・ナインティーンズが1992年6月19日にリリースしたデビュースタジオアルバムです。アルバムがリリースされてから30年以上経ち、バンドは1993年以降活動を休止していたにもかかわらず、このアルバムは何十年にもわたってシューゲイザーファンに愛され続け、2016年にはPitchforkによってシューゲイザーの歴代ベストアルバム50に選ばれました。このレコードへの変わらぬ愛によって、このバンドは当時からこのジャンルで最も影響力のあるバンドの1つとしての地位を確立しました。 ここ数年、このアルバムは新たなファン層を獲得し、バンドの90年代UKの同世代アーティストと並んで、デラウェアを支持するファンも増えています。ドロップ・ナインティーンズの新たなファン層は、120 Minutesではなく、ストリーミングサービスを通じて彼らの音楽を発見した可能性が高いでしょう。 圧倒的な「Kick The Tragedy」やポップソング「Winona」と「Delaware」といったトラックに加え、「Reberrymemberer」のような実験的な瞬間も散りばめられている。アルバム全体は確かにワイルドな展開を見せているが、グレッグ・アッケルとポーラ・ケリーのボーカルのように、すべてが滑らかに溶け合っている。 このレコードは今回初めて、USA盤のイエロー・カラー・ヴァイナルで発売されます。カール・サフによるヴァイナル・リマスターが施されたこのアルバムは、6月21日に発売予定です。