詳細： 1992年にFatal Embraceを結成し、未知の世界に足を踏み入れたのは、遠い昔のことのように思えます。スウェーデンのデスメタルシーンはまだ若く、私たちもこの世界に飛び込むべきだと強く感じていました。結成初日から、私たちは持てるすべてを注ぎ込み、他のことはほとんど何も重要視していませんでした。テープトレードやリハーサルで忙しく過ごし、1994年にStudiomegaで最初のデモ「Scars in dismal icons」をレコーディングしました。いくつかのレーベルに送ったところ、数日後にはCandlelight RecordsのLee Barrettからレコード契約のオファーを電話いただきました。EmperorやOpethがリリースしていた昔のアルバムの大ファンだったので、今や象徴的なバンドとなった彼らの仲間入りを果たせたことを大変嬉しく思いました。時は流れ、2022年、私たちは再び一緒に新しい音楽を作っています。僕たちはもう、まったく新しい音楽ジャンルのティーンエイジャーではありませんが、これまで以上にハングリー精神にあふれており、デビューアルバム「Shadowsouls' Garden」をBlack Lion Recordsから再リリースし、当時知らなかった人たちにも聴いてもらえることをとても楽しみにしています。この再リリースは、1996年にオリジナルアルバムをレコーディングおよびミックスしたChristian Silverによってリマスターされています。Henric Serholtがリードボーカルに就任したため、Christianは現在Fatal Embraceの正式メンバーでもあります。アルバムカバーもSimon Bossertによって当然のアップデートが行われました。彼は古いアルバムカバーの雰囲気をしっかりと捉えつつ、1996年当時には僕たちが夢見ることしかできなかったような新しいカバーに仕上げてくれました。この再リリースには、1994年のデモ「Scars in dismal icons」からボーナストラック3曲を収録。カセットでのみ発売され、そのほとんどは世界中のレコードレーベルや同ジャンルのバンド、筋金入りのテープトレーダーに送られました。メロディックデスメタルシーンでは非常に珍しい存在です。