詳細： CD2枚組。2020年12月、ピアニストのフランク・キンブローが64歳という若さでこの世を去ったというニュースは、ジャズ界に大きな衝撃と深い悲しみを与えました。パルメット・レコードは、キンブローの追悼として、彼のキャリアの中でも特に実り多き時期の素晴らしいトリオ・アルバム2枚を収録した『Frank Kimbrough 2003-2006』をリリースします。『Frank Kimbrough 2003-2006』には、長年のコラボレーターであるベン・アリソン（ベース）とマット・ウィルソン（ドラムス）をフィーチャーした2003年の『Lullabluebye』と、当時まだあまり知られていないベーシストのマサ・カマグチと伝説のドラマー、ポール・モチアンを擁した新トリオによる2005年の続編『Play』が収録されています。この2枚のアルバムは、キンブローの巧みで繊細なピアニズムだけでなく、ウィットに富み記憶に残る楽曲も堪能できる素晴らしい作品です。マリア・シュナイダーはライナーノーツで次のように書いています。「すべての曲が完璧な逸品です。素晴らしい作曲、美しいモチーフの展開、完全に魅惑的な即興演奏...。私が大好きなフランクの演奏と作曲の時期に作られたこれらの録音を聴くのは喜びです。」