詳細：ゴードン・ライトフットのトロント・マッセイ・ホールでのコンサートは30年来の伝統です。1969年3月30日のコンサートでは、シンガーソングライターであるライトフットは、地元の熱狂的なファンの間で急速にスタンダード曲となりつつあった「Ribbon Of Darkness」などの曲を演奏する機会を得ただけでなく、「Ballad of Yarmouth Castle」といった、1976年のヒット曲「The Wreck Of The Edmund Fitzgerald」の前身とも言える意欲的な未発表曲を初披露しました。コンサートではギタリストのレッド・シーとベーシストのリック・ヘインズ以外は基本的にソロで、11曲のアコースティック演奏に、1968年頃のエレクトリック・スタジオ録音4曲が加わり、ディランの「Just Like Tom Thumb's Blue」のカバーも収録されています。この16曲入りCDは、ライトフットがユナイテッド・アーティスツから1965年から1969年にかけて発表した5枚のアルバムのベア・ファミリーによる再発盤の完結編で、カナディアン・レールロード・トリロジー、リボン・オブ・ダークネス、ナッシュビル版のスピン・スピンなど、ライトフットの不朽の名曲が収録されています。