詳細： 70年代半ばから後半にかけてアルバム「The Electric Jazz of Gus Giordano」に収録された「Scorpio」と「Spill The Wine」のカバー曲が、待望の7インチ・リリースを迎えます。1996年にUbiquityのGroove Merchantコンピレーション「Trippin」に収録され、その後2002年にLuv N'Haightから再発された「Johnny Frigo's Collected Works」にも収録された「Scorpio」は、かねてから注目を集めていましたが、今回「Spill The Wine」が、Sextetの他の作品をあまり知らない人々にも改めて紹介される機会となります。A面には、伝説のDennis Coffeyによる、度肝を抜かれるファンキー・カバーの「Scorpio」が収録されています。オリジナルはファンク（およびサンプリング）の最高峰曲の一つとされていますが、このカバーでは開放的なドラム、ワイルドなオルガンがリードし、轟くようなベースラインが全体を支え、さらに進化しています。B面の「Spill The Wine」は、オリジナルをラテンとジャズ・ファンクが融合した領域へと誘い、エキゾチカの要素もふんだんに盛り込まれています。