詳細：デジタルリマスターと9曲のボーナストラック（うち1曲は未発表曲）を収録した拡張版。『オール・イン・ア・ナイト・ワーク』は、ハリー・ウェイン・ケイシーとリチャード・フィンチがプロデュースしたファンク＆ディスコ・グループ、KCアンド・ザ・サンシャイン・バンドの9枚目のスタジオ・アルバムです。1982年にエピック・レーベルからリリースされました。1981年のアルバム『ザ・ペインター』よりもコマーシャルなサウンドで、80年代を代表する陽気なダンスナンバー「(You Said) You'd Give Me Some More」と「Party With Your Body」が収録されています。前者のイントロは、数年後にパティ・ラベルがリリースした「New Attitude」のイントロと驚くほど似ており、「Jazzercise is the Latest Trend（ジャズサイズは最新トレンド）」という歌詞は、思わず笑顔にさせてくれます。このアルバムには「Give It Up」も収録されている。この曲はイギリスではチャート入りしたものの、アメリカではヒットしなかった。少なくとも数年後、KCの次のアルバム『KC 10』に収録されるまでは。この拡張版には、スティーヴィー・ワンダーの「Uptight」やスライ・ストーンの「Thank You」のカバーも収録されているが、『All In A Night's Work』のリズムとグルーヴを改めて聴いた今、ケイシーがこれからもブギーマンであり続けてくれることを願うばかりだ。