詳細：ケネス・V・ジョーンズと初めて出会ったのは、2016年、家族でサセックス・ダウンズにあるビショップストーンという村に引っ越したときでした。数ヶ月かけて、ケネスの音楽人生についてより深く知ることができました。彼がかつて弦楽四重奏曲を書いたことがあると話すとすぐに、その作品をシーフォード音楽協会の次のシーズンにプログラムすることが決定されました。ケネスは長年の会員であり、私は最近そのプログラムを担当することになりました。作品を聴いた人々の温かい反応に感銘を受け、ケネスの室内楽作品をさらに探求することになり、このCDのアイデアが生まれました。ケネスの提案により、英国王立音楽学校協会（ABRSM）が現代曲をグレード試験のカリキュラムに含めることを決定したことは、ケネスの功績によるものです。ケネスがABRSMのために書いた短いキャラクター・ピースのいくつかは、今日でもカリキュラムに残っており、この録音にはその中から厳選された作品が収録されています。 2020年12月にケネスが亡くなる数日前に、今回のCDの初編集版を彼にお渡しできたことは、私にとって大きな喜びでした。彼は本当に感激していました。© セバスチャン・コンベルティ