詳細：デジタルリマスター＆拡張エディション。ボーナストラック5曲と16ページのフルカラーブックレットを収録。レッグス・ダイアモンドにとって、容易な道のりはなかった。アメリカを拠点とする、最高峰でありながらほとんど知られていないバンドの一つとして、彼らは通常であればバンドを永久に沈没させてしまうような困難を次々と経験してきた。新たなレコーディングの機会を探していたバンドは、ロサンゼルスの小さな独立系レーベルに偶然出会った。そのレーベルは、RATTの絶賛されたデビューEPをリリースしたばかりで、レッグスにも同様のEPを制作する資金提供を申し出た。ベーシストのマイク・クリスティと、腕利きギタリストのジム・メイという新たなメンバーが加わり、バンドはロサンゼルスのサウンド・シティ・スタジオに入り、「Out On Bail」をレコーディングした。これは傑作だが、部分的に電子ドラムを使用していることで物議を醸した。幸いにも、作品のクオリティはそうした批判を軽々と上回り、レッグス・ダイアモンドは待望の復活作として称賛された。バンドの評判も高く、このアルバムはイギリスとヨーロッパでもリリースされ、さらに2曲が追加された。「Walk Away」「Fugitive」「Find Out The Hardway」、そしてタイトル曲といった曲はヨーロッパのメディアで大きな注目を集め、長年母国で無関心と闘ってきたバンドに新たな息吹を吹き込んだ。実際、このアルバムはレッグスがヨーロッパで確固たる支持を確立するきっかけとなった。