詳細： 2008年以降、マシュー・ハルソールは7枚のスタジオ録音作品を発表し、高い評価を得ています。イギリスにおける新たなジャズサウンドの台頭において、中心人物として活躍しています。自身の作品に加え、DJシャドウやミスター・スクラフなど、数多くのDJやプロデューサーとコラボレーションしています。2009年の『Colour Yes』は、ハルソールの2枚目のアルバムで、フルート奏者のチップ・ウィッカム、サックス奏者のナット・バーチャル、ハープ奏者のレイチェル・グラッドウィン、ベーシストのギャビン・バラス、ドラマーのギャズ・ヒューズといった錚々たる面々が参加した、初期の偉大なバンドの軌跡を収録しています。イギリスのジャズやスピリチュアルジャズの影響を受けながらも、現代的なエッセンスが光る、明るく人生を豊かにするアルバムです。このアルバムは、ハルソールの音楽を世界に紹介し、ジャイルズ・ピーターソン、ジェイミー・カラム、モジョ、ストレート・ノー・チェイサーなど、多くのアーティストから支持を得ました。しかし、ハルソールはこのレコードの発表方法に完全に満足することはなく、ゴンドワナ・レコード10周年記念の一環として、レコードを再検討することを決意。アナログレコード用に綿密にリミックスとリマスタリングを行い、お気に入りのデザイナーの一人であるイアン・アンダーソンに新たなアートワークを依頼しました。『Colour Yes』には、印象的なボーナストラック「It's What We Do」と「Ai」が収録されています。