詳細：ミカル・クローニンがMCIIIで帰ってくる。クローニンの今や名声を博している、豊かなアレンジ、息を呑むようなメロディー、そして深くパーソナルな歌詞が特徴的なこのアルバムは、意図的に「大胆に」という試みでもある。2011年のセルフタイトル・デビュー作や2013年のMCIIと同様に、クローニンはほぼ全ての楽曲を自らアレンジし、演奏している。アテネでのツアー中に耳にし、後に購入したギリシャの伝統弦楽器ツォウラも含まれる。フレンチホルン、サックス、トランペットも演奏されている。ムードを一変させるクレッシェンドや胸を締め付けるようなフレーズの展開、そしてギターは美しくも闘志を燃やす。もはや「一人の弦楽器奏者」のサウンドに満足せず、クローニンは弦楽四重奏団のパートを編曲した。 「これまでやろうとしてきたことの延長線上にあるけど、より良い方法を見つけているんだ」と彼は言う。「予想外の要素やテクスチャ、楽器をロックレコードにうまく取り入れ、ワームホールを探求し、すべてを調和的に融合させる、より効果的な方法を見つけている。その二つの境界線をうまく乗り越えるのが好きなんだ」と彼は付け加える。「異なる音楽世界を融合させる新しい方法を見つけるのが好きなんだ」