詳細： 7インチ・ビニール盤。65年間の活動を経て、The Mystery Of The Bulgarian Voicesはポピュラー・ミュージシャンやポップ・カルチャーに消えることのない足跡を残してきた。この合唱団が広く知られるようになったのは、イギリスのオルタナティブ・レコード・レーベル4ADが1986年と1988年に2枚のアンソロジー・アルバムを今では有名なタイトルLe Mystère des Voix Bulgaresで再発した時だが、レコーディングは1957年まで遡る。4ADの創設者イヴォ・ワッツ・ラッセルが合唱団を知ったのは、バンドBauhausのボーカル、ピーター・マーフィーから借りた第3世代か第4世代のオーディオ・カセットからで、マーフィー自身もこの音楽にすっかり魅了されていた。古代とポストモダンが同時に融合したThe Mystery Of The Bulgarian Voicesのサウンドは、人間の声こそが、いまだかつて創造された中で最もパワフルで万能な楽器であるということを思い出させてくれる。飾り気のない、文化と言語の壁を超越したアンサンブルのパフォーマンスは、音楽史上最もユニークで心を揺さぶる体験の一つです。4ADからの2枚目のリリースで、1988年にミュージック・グラミー賞の最優秀トラディショナル・レコーディング賞を受賞しただけでなく、1977年に地球外生命体探査機ボイジャーに搭載されたゴールデン・レコードにも収録され、人類の偉大な文化遺産の一つとなりました。その後も、ケイト・ブッシュ、VAST、ドレイクなど、多岐にわたるアーティストと共演、あるいはサンプリングされています。「Pora Sotunda」は、20年以上ぶりとなる新曲のリリースで、もう一人の傑出したボーカリストをフィーチャーしています。A面には、デッド・カン・ダンスのリサ・ジェラードがゲスト・ソロ・ボーカリストとして参加しており、現代を代表する稀有なボーカリストたちによる、他に類を見ないジョイント・レコーディングとなっています。このシングルは限定7インチ・アナログレコードのみで発売され、近い将来コレクターズアイテムとなることは間違いありません。2018年にリリースされるアルバム『The Mystery Of The Bulgarian Voices』に先駆けてのリリースとなります。