詳細：ニュージーランドの著名ミュージシャン、ネイサン・ヘインズが、11枚目のスタジオアルバム、そして2014年以来初のソロアルバムを発表します。ネイサンの輝かしいキャリアは、コンテンポラリージャズとエレクトロニックミュージックの牽引役としての地位を確固たるものにし、そのキャリアを通して、ジャズにソウル、ファンク、ダンスミュージックの要素を融合させた革新的な音楽で高く評価され、卓越したサックス奏者、フルート奏者、そして作曲家として卓越した才能を発揮してきました。『Notes』は、彼の代名詞とも言えるジャズサウンドを継承しつつ、エレクトロニック／ハウス、そしてディスコシーンへのアプローチも垣間見ることができます。 愛情のこもったこのアルバムの制作は、数年前から、ネイサンの2枚のベストアルバム『Sound Travels』と『Squire For Hire』をプロデュースした故イギリス人プロデューサー、フィル・アッシャーと共にスタートしました。イギリスが生んだ最高のDJ／プロデューサーの一人と称され、4つ打ちとブロークンビーツの橋渡し役として重要な役割を果たしたフィルとネイサンが18年以上ぶりに共演した作品です。フィルはアルバムのレコーディング中に亡くなりましたが、いくつかのトラックに参加しており、彼のスピリットと影響はアルバム全体を通して感じられます。 このアルバムには、UKソウル界の歌姫ヴァネッサ・フリーマン（Bugz In The Attic、4 Hero、Kaidi Tatham、Kyoto Jazz Massive）、そして期待の若手アーティスト、アジュナ・オークス、ルビー・セサン、ラ・ココ、EO（NZ）など、数多くのゲストボーカリストが参加しています。ネイサン自身の音楽性に加え、Razor-N-Tapeレーベルの創設者Jkrivとエレクトロニックジャズのパイオニア、マーク・デ・クライヴ＝ロウがベースで参加し、二人の豊かなコラボレーションと音楽性がこのアルバムにもたらされています。長年のコラボレーターであり、イギリスを拠点に活躍するプロデューサー、マーク・マック（非常に影響力があり尊敬を集めるデュオ、4Heroの一人）が、ネイサンの父ケビンと共にアコースティックベースでビートを提供しています。 高い評価を得ているDJ兼プロデューサーのフランク・ブッカー（Razor and Tape）が、アッシャーのドラムワークと見事に調和する、彼らしいビートを3曲で披露しています。アルバムに収録されている唯一のカバー曲は、ネイサンがボーカリストのレイチェル・クラークとタッグを組んで、アメリカの80年代ボーカルグループ、レア・シルクの「Storm」をカバーしたものです。この曲は完全にアコースティックで、芸術的にも音楽的にもアルバムの中でも特別な瞬間の一つとなっています。 ヘインズはここ数年、ニュージーランド屈指のDJ兼ライブパフォーマーとしての地位を確立し、Chaos in the CBD、Frank Booker、JKriv、Ray Mangといった錚々たるアーティストの作品やリミックスを手掛けてきました。また、Sci-clone名義でDJ A-Sidesと共同プロデュースしたソロアルバムをGoldieのMetalheadzレーベルからリリースし、才能と音楽性豊かな才能を結集した作品は絶賛を浴びました。