
Nature's Consort - ネイチャーズ・コンソート (LP)
$35.99
Nature's Consort - ネイチャーズ・コンソート (LP)
説明
ボストンのヴィブラフォン奏者ボビー・ノートン(1944-2022)が率いた「Nature’s Consort」は、60年代後半にフリージャズを源流として出現したDIYムーブメントの好例である。しかし、当時の注目は大物アーティストに集中していたため、彼らは広く評価されることはなかった。世の中は変わらないものだ。観客やレーベルの支援がなかったにもかかわらず、「Nature’s Consort」は、アーティストやバンドによる自己組織化されたネットワーク(パンクに通常帰されるネットワークの先駆者とも言える)の一員として、自分たちで活動を展開した。スタジオ以外の場所での素晴らしいパフォーマンスを録音し、自主制作のレコード(多くの場合、手作りのスリーブアートワークが施されていた)としてリリースしたのだ。今回の再プレスでは、この「Nature’s Consort」の同名アルバムの昔ながらのゲートフォールド・スリーブは工場生産されているが、音楽からあふれ出す熱気は変わらず、まるで地下のライブハウスで演奏者の息遣いが聞こえてくるかのように、演奏者と聴衆の垣根を取り払い、その空間に没入する誘いをかけてくる。
このサウンドが新しかった頃の録音の「スナップショット」が、今では高額で取引されている理由を理解するのは難しくない。コネチカット州ニューヘイブンで1969年10月12日に行われた屋外コンサートでの「Nature’s Consort」の録音に象徴されるように、楽器はアコースティックだが、ノートン(ピアノ)、ローレンス・クック(パーカッション)、ジェームス・デュボワ(ブラス)、マリオ・パヴォーネ(コントラバス)、マーク・ホワイトキャップ(リード)からなるユニットが、鋭い器用さと活気あふれるエネルギーで演奏する様は、非常に刺激的だ。ポスト・ハード・バップの「Around Again」で始まり、サイケロックの領域へと向かうが、本質的にはフリージャズである「Nital Rock」では、軽快なブレイクビートに乗って演奏が展開される。その後、「Taking Steps」で緩やかに広がり、「Snow」の示唆に富んだサウンドスケープでは、後のアンビエントの先駆者たちを刺激するような雰囲気のあるジェスチャーへと引き戻され、そして燃えるようなクロージング曲「From the Centre」は、同時代のカーン・ジャマル・クリエイティブ・アーツ・アンサンブルの作品を想起させる。アギーレには感謝しかない。この「瓶詰めの稲妻」を、オリジナル盤に数週間分の給料を費やせない人々の耳にも届けてくれたのだから。
トラックリスト
オーディオプレビュー
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