詳細：オランダのルーツを持つベルギーのオーケストラリーダー、ニコ・ゴメスは、長年にわたりラテンファン、レコードディガー、DJ、そしてコレクターの間で人気を博してきました。ボサノバ、ラテンジャズ、そしてイージーリスニングを融合させた彼の作品は、常に選りすぐりの逸品と驚きをもたらしてくれます。そしておそらく最も注目すべきは、ヨーロッパで録音されたという点でしょう。 2013年、ミスター・ボンゴはニコ・ゴメスの人気アルバム『Ritual』(1971年)を再発しました。そして今回、彼のカタログからもう一つの傑作、1972年のアルバム『Soul Of Samba』を再発します。今回の再発では、日本で発売されたトリオ・レコード版で使用されたカバーアートを採用しました。オランダとベルギーでは、それぞれオメガ・インターナショナルとインターナショナル・ベストセラー・カンパニーから『Bossa Nova』というタイトルで、異なるカバーアートで発売されました。私たちは日本版の美しくサイケデリックなデザインに惚れ込み、今回の再発にもそれを使用したいと考えました。 『Soul Of Samba』には、キャッチーな「Rio」をはじめとするユーロ・ボッサ・ジャズの人気曲が多数収録されています。この曲は、90年代のブライトンの「Jazz Rooms」をはじめとするジャズ・ダンス・ナイトでDJの定番として定着しました。また、ヨーロッパとブラジルの影響を受けた音楽を探求したRainer Trübyの名盤コンピレーション・シリーズ「Glücklich」にも収録されています。魅惑的な「Aquarela」は、魅力的なラテン・シャッフルでダンスフロアへと誘い込み、絶対に聴き逃せない1曲です。「Agua」は、ゆったりと風変わりなラテン・ファンクの雰囲気に、息を呑むようなハイなボーカルがバックに漂います。さらに、このアルバムには、爽やかなラテン、ブラジル、イージーリスニングの楽曲も多数収録されており、サンプリングにも最適な一曲です。