詳細：パプースは、伝説のラップ・アーティスト、クール・G・ラップの2枚目のソロアルバム『Roots of Evil』収録曲「Home Sweet Home」にゲスト参加し、98年にシーンに初登場しました。しかし、彼をニューヨークのラップシーンの定番アーティストに押し上げたのは、DJケイ・スレイとの活動でした。20年以上のキャリアを経て、パプースはついに引退を表明します。しかし、その前に「月1枚」アルバムシリーズをリリースします。各アルバムは、その年の月名にちなんで名付けられ、業界屈指の腕前を持つMCやプロデューサーが参加しています。第3弾となる『March』では、妻のレミー・マーが「Smack」で参加している以外は、パプース自身が韻を踏んでいます。過去の月刊シリーズでパプースが起用してきたクール・アンド・ドレーやJR・スウィフトズといったプロデューサー陣が再び参加するほか、DJプレミアやピート・ロックといった大物アーティストも数曲、その他数曲で起用しています。