詳細：フィンランドの葬送ドゥーム・アイコン、Shape of Despairが、新作アルバム『Return to the Void』で、冬の北欧の陰鬱から帰還。荘厳で陰鬱な『Monotony Fields』（2015年）の成功から現在に至るまで、メンバーは（氷河期のように）作曲活動を続け、それ以外はFinntroll、Impaled Nazrene、Throes of Dawn、Counting Hoursといった他のプロジェクトで作詞作曲／演奏活動に没頭してきた。しかし、フィンランド人バンドは多作な音楽家ではなかったし、その必要性も感じていなかった。冷たい闇の中へと突き進むのは、思索にふけりながらゆっくりと進む作業だ。『Return to the Void』は、音楽的にもテーマ的にもまさにその旅路を描いている。それは、凍てつく薄明かりの中へと突き進む、永遠の孤独と絶望の痛ましい旅路だ。いつものように、これは太陽の見えない日々のための陰鬱な音楽だ。