詳細：シガー・ロスの10年ぶりとなるスタジオ・アルバム『ÁTTA』は、彼らのこれまでの作品の中で最も親密で、感情がダイレクトに伝わってくる作品です。シガー・ロスのように、世間の雑音や雑念をかき消して、純粋な真実や感情を届けてくれるバンドはそう多くありません。『ÁTTA』を聴けば、新たなメンバー構成によってバンドには新たな衝動と原動力が生まれていることが分かります。マルチインストゥルメンタリストのキヤルタン・スヴェインソンが2012年にバンドを脱退し、フロントマンのヨンシーとベーシストのゲオルグ・ホルムと共に復帰しました。アイスランドのバンドが所有するサンドラウギン・スタジオ、イギリスの伝説的アビー・ロード、そしてアメリカの複数のスタジオなど、複数の大陸をまたいでレコーディングされた『ÁTTA』は、オーケストラ色の強い作品で、アルバムセールスが1,000万枚近くに達するなど、近年最も野心的で高く評価されているバンドの一つであるシガー・ロスのあらゆる要素に触れながら、彼らの未来への刺激的で広大な可能性を予感させます。『ÁTTA』では、ロバート・エイムズ指揮のロンドン・コンテンポラリー・オーケストラと、長年のアイスランドのコラボレーターであるブラスガット・イ・バラによる金管楽器が目玉となっています。ミックスと共同プロデュースは、バンドと同じく頻繁にコラボレーションしているポール・コーリーが手掛けています。