詳細：伝説のロックギタリスト、スティーヴ・ハケットによる2024年リリースのアルバム。トラヴラという名の若者を主人公とした、人生の通過儀礼をコンセプトにしたアルバム『The Circus And The Nightwhale』に収録された13曲は、30枚目のソロアルバムについて「このアルバムが大好き。ずっと言いたかったことが詰まっている」と語るスティーヴ・ハケットの自伝的な側面を強く感じさせる。2022年と2023年のツアーの合間にイギリスのSirenスタジオでレコーディングされた『The Circus And The Nightwhale』には、スウェーデン、オーストリア、アメリカ、アゼルバイジャン、デンマークからのゲストパートも収録され、スティーヴに加え、エレキギター、アコースティックギター、12弦ギター、マンドリン、ハーモニカ、パーカッション、ベース、ボーカルなど、お馴染みの顔ぶれが揃っている。ロジャー・キング（キーボード、プログラミング、オーケストラ・アレンジ）、ロブ・タウンゼント（サックス）、ジョナス・ラインゴールド（ベース）、ナド・シルヴァン（ボーカル）、クレイグ・ブランデル（ドラム）、そしてアマンダ・レーマン（ボーカル）。ニック・ディヴァージリオとヒューゴ・デゲンハートがドラムスでゲスト出演、エンジニアのベネディクト・フェナーがキーボードで、マリク・マンスロフがタールで再び登場。そして、スティーヴの弟ジョン・ハケットが再びフルートで参加。「The Circus And The Nightwhale」を総括して、スティーヴはこう語る。「ダーティーで、スクラッチで、スモーキーな音色から始まり、やがて天国のような、神聖な音へと変わっていく、素敵な旅路。このアルバムに抗える人がいるだろうか？」