2018年リリース。カリ・ウチスのデビューアルバム『Isolation』には、豪華なアーティストやコラボレーターが参加。ジョルジャ・スミス、デーモン・アルバーン、テーム・インパラのケヴィン・パーカー、タイラー・ザ・クリエイター、ブーツィー・コリンズ、スティーヴ・レイシー、トゥー・インチ・パンチ、BADBADNOTGOOD、サンダーキャットなど、錚々たる面々が、このアメリカ出身コロンビア人のデビューLPに登場している。サンダーキャットがプロデュースした軽やかなフルートが印象的な「Body Language」、そしてニューヨークでザ・ダップ・キングスとレコーディングした、完璧にオーケストレーションされたソウルフルな「Kill​​er」で挟まれたこのアルバムは、R&B調のサウンドから、スタッタービートとスカンキングギターが印象的な「Miami」、そしてBIAの楽曲がアクセントとなり、以前のコラボレーターであるスティーヴ・レイシーと制作した「Just A Stranger」のポップファンクまで、様々な要素が織り交ぜられている。デーモン・アルバーンとレコーディングした「In My Dreams」は、メトロノームのようなエレクトロポップで、ウチスが彼らの最新アルバムで2度参加したことへのオマージュとなっている。また、テーム・インパラのケヴィン・パーカーがディスコ調の闊歩とメランコリックなシンセで彩る「Tomorrow」も収録されている。黄金時代のソウルミュージックからの影響も色濃く残っており、「Fool」では不倫を嘆き、「Teeth In My Neck」では企業吸血鬼を激しく非難するなど、アレンジが凝らされている。アルバムには、世界中のSpotifyバイラルチャートで上位にランクインした、タイラー・ザ・クリエイターとブーツィー・コリンズをフィーチャーした「After The Storm」、レイコンをフィーチャーした「Nuestro Planeta」、ジョルジャ・スミスをフィーチャーした「Tyrant」も収録されている。