詳細：エピタフは全ての始まりでした。70年代に活躍したドイツのプログレッシブ・ロックバンド、エピタフは、1971年から1982年にかけて計11枚のアルバムをリリースし、3回のアメリカツアーを含む世界ツアーを行いました。1982年にバンドが解散した後も、リードシンガー、ギタリスト、プロデューサーのクリフ・ジャクソンと、リードシンガー、ベースギタリストのベルント・コルベは連絡を取り合い、作曲を続けました。 バンドは1986年に復活し、マリオ・シュラム（ギター）、フォルカー・ザッセンベルク（キーボード）、フレディ・ディートリッヒ（ドラム）が加わりました。バンドは非常に生産的だったため、ハノーバーのHorus Sound Studioのオーナー、フランク・ボルネマンに連絡を取りました。彼らはわずか3日間で7トラックに及ぶ驚異的なライブデモを録音しました。これは全く異なる音楽的方向性でした。バンドはもはやバンド名に合わないと感じ、Kingdomに改名しました。 フランクはバンドのポテンシャルを確信していたため、マーカス・ローダーのセマフォア・レーベルとの契約獲得に尽力しました。キングダムのファーストアルバム「ロスト・イン・ザ・シティ」は1988年にテルデック（イースト・ウェスト）からリリースされました。80年代のハードロックとブルース、そしてレッド・ツェッペリン、キング・クリムゾン、シン・リジィといったブリティッシュ・ロックの黄金時代からの影響が見事に融合した、魅力的な作品でした。クリフがプロデュースしたこのアルバムは、世界中のロック・メディアから絶賛されました。