詳細： This Ending - Crowned In Blood / 「Inside The Machine」に潜り込み、「Dead Harvest」を刈り取り、「Garden Of Death」を生き延び、「Needles Of Rust」を注入されたTHIS ENDINGは、いよいよ「Crowned In Blood」となる。アルバム「Needles Of Rust」をリリースしてから3年が経ち、世界は様変わりした。昨今、人々は世の中のネガティブなものを吹き飛ばすために、より力強い（メロディック）デスメタルを求める声をより一層高めているかもしれない。THIS ENDINGは、2006年にA Canorous Quintetの解散後に誕生したスウェーデン出身の5人組の強みを全て融合させた、力強いアルバムを時間をかけて作り上げた。タイトルトラックは、やや不穏なイントロから始まり、ギターがリスナーをスラッシュなヴァースへと導き、アンセミックなコーラスへと繋げていく。よりハイテンポな側面は「Birth Of Evil」や「A Venomous Prison」で発揮され、聴く者を容赦なく突き動かす。拳を突き上げるようなコーラスが特徴的な「Will Of Iron」は、聴く者に抵抗を促し、自らの運命へと突き進む気持ちを掻き立てる。しかし、インストゥルメンタルの「Blood King」では、よりメロウな側面も垣間見える。そして「All In One」は、その名に恥じない、真のデスメタル作品の要素を余すところなく融合させた作品となっている。「Crowned In Blood」は、Sverker Widgren (Centinex、Demonical、Wormwoodなど) がレコーディング、ミックス、マスタリングを手掛け、ボーカルはAndreas Morén (Bleeding Utopia、Vanandirなど) が手掛けた。そして、Björn Goosses (Aborted、Dew-Scented、Night In Galesなど) による美しいアートワークが、このアルバムを彩っている。